五重塔

概要・歴史・観光・見所

五重塔（妙成寺）概要：　妙成寺五重塔は加賀藩２代藩主前田利常（前田家３代目当主）が生母寿福院のため元和４年（１６１８）に建てた建物で総高３４．１８ｍ、５層、３間４方、栃葺、外壁は真壁造板張りです。江戸時代初期に建てられた五重塔の代表的な建物で前田家御用大工坂上越後守嘉紹（本堂の棟梁坂上又三郎と同一人物とされる。）が手がけています。

初層の桟唐戸の彫刻や工法などに桃山文化が感じ取られ和様を基調とした秀麗な五重塔としても評価の高い建物です。妙成寺五重塔は江戸時代初期に建てられた層塔建築の遺構として大変貴重な事から昭和２５年（１９５０）に国指定重要文化財に指定されています。

五重塔：写真


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