源泉臼(湯涌温泉)概要: 源泉臼は石川県金沢市湯涌町に位置しています。伝承によると、奈良時代ぼ養老2年(718)に傷ついた鷺が湯浴びをし傷を癒しているのを村人が見つけ湯涌温泉の源泉を発見したの始まりとされています。その後、源泉付近に井戸を掘りこの石臼を枠として利用したとされ、石臼からは高温の薬湯が溢れ住民は踊って喜んだそうです。
江戸時代、加賀藩2代藩主前田利常(前田家3代目当主)と5代藩主前田吉徳が体に痛みを感じた際には石臼からこの霊泉を汲み飲み痛みが平癒したと伝えられています(前田吉徳は享保12年:1727年に10回に渡り源泉を汲み上げ飲湯したと記録されています)。
その後、その石臼は薬師堂の境内に移され注連縄を廻すなど旧跡として祀られています。
源泉臼:上空画像
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