魯山人寓居跡(山代温泉)概要: 魯山人寓居跡は石川県加賀市山代温泉に位置しています。当建物は旧吉野家(旅館)の別邸で、北大路魯山人が大正4年(1915)に山代温泉に半年間滞在し、その間仕事場として利用していました。現在の主屋は、明治時代初期(1868〜1911年)に建てられたもので、木造2階建、切妻、桟瓦葺(一部煙出小屋根)、建築面積72u。
土蔵は明治23年(1890)に建てられたもので、土蔵2階建、切妻、桟瓦葺、桁行4間、梁間2間、建築面積26u。主屋、銅像両建物共に明治時代の古民家の遺構として貴重で「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として平成13年(2001)に国登録有形文化財に指定されています。現在はいろは草庵として北大路魯山人縁の品々や山代温泉滞在中に製作した看板や陶芸などが展示されています。
魯山人寓居跡:上空画像
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