能登半島: 羽咋神社

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概要・歴史・観光・見所
羽咋神社(能登半島)概要: 羽咋神社は石川県羽咋市川原町に鎮座している神社です。羽咋神社の創建は不詳ですが伝承によると、能登半島で疫病が流行り、盗賊が多発、怪鳥が出現するなど住民が苦しんでいると、朝廷は垂仁天皇の皇子である磐衝別命を派遣しました。磐衝別命は見事怪鳥を成敗すると地域は安寧になり、その後、死去すると、住民は命の恩徳を偲び、大きな塚を築き社を建立したと伝えられています。羽咋神社背後の高台は磐衝別命(石撞別命)の墳墓(前方後円墳:全長約100m、5世紀頃築造)とされ、さらに東方には御子神である磐城別(石城別命)の墳墓(羽咋大谷塚古墳:円墳)もあり何れも大正6年(1917)に宮内省(現・宮内庁)により公式墓に治定されています。

その後、磐衝別命の後裔とされる羽咋氏が羽咋国造に就任すると氏神として祭るようになり、延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳に記載された式内社としても広く信仰されました。江戸時代中期の宝暦年間(1751〜1764年)に墳墓の頂上部に祠が設けられるようになり江戸時代後期の文化年間(1804〜1818年)に本格的な本殿が造営されました。古くから神仏習合し境内に隣接する本念寺が別当寺院でしたが、明治時代初頭に発令された神仏分離令により、神社として独立し明治5年(1872)に郷社、明治14年(1881)に県社に列し、明治29年(1896)に神饌幣帛料供進神社に指定されています。

毎年9月25日に行われる羽咋神社の例祭には磐衝別命が相撲好きだった事に因み、日本最古の相撲道場とされる唐戸山相撲道場で神事相撲が行われます(唐戸山神事相撲:石川県指定無形民俗文化財)。羽咋神社本殿は大正7年(1918)に造営されたもので、三間社流造、銅板葺。拝殿は天保3年(1832)に造営されたもので、入母屋(表面千鳥破風)、銅板葺、平入、桁行5間、正面1間軒唐破風向拝付、外壁は真壁造り板張り。羽咋神社の境内は神域だった為、古木大木が多く、推定樹齢650年、樹高22m、幹周4.7mのケヤキは貴重な事から昭和47年(1972)に羽咋市指定天然記念物に指定されています。祭神:磐衝別命。相殿:磐城別王命、弟苅羽田刀辮命、道反大神。

羽咋神社:写真

羽咋神社の境内正面に設けられた石造鳥居と石造社号標
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羽咋神社境内から見た拝殿正面 羽咋神社本殿覆い屋と幣殿 羽咋神社手水舎と大木 羽咋神社の境内にあるケヤキの大木


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