飯山町(羽咋市)概要: 飯山町は江戸時代七尾街道(東往来:能登街道)と越中街道の分岐点として発展した町で、慶長20年(1615)に宿駅として指定されると高札場や問屋場が置かれました。参勤交代で利用されることがない為、特定な本陣は設けられず、伝馬肝煎も村役人が兼任していました。
当時は宿場町として賑わっていましたが明治31年(1898)に七尾鉄道が通り国道が整備されると次第に衰退していきました。現在も旧街道沿いには古い町屋が点在し往時の雰囲気が感じ取れます。