本成寺(羽咋市)概要: 長興山本成寺は石川県羽咋市柴垣町に境内を構えている日蓮宗の寺院です。本成寺の創建は室町時代の応永3年(1396)、日立上人(妙成寺5世)が開山したのが始まりと伝えられています。
当初は旧柴垣駅近くにありましたが、明治29年(1896)に当時の住職日有上人により現在地に移されました。境内に隣接して円山古墳があり出土品が寺宝となっている他、書院背後には柴垣海岸産の「滝石」を利用した枯山水の庭園が広がり風情をかもし出しています。又、柴垣ところ塚古墳の石室が移築復元されています。
本成寺本堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、平入、桁行7間、正面3間向拝付き、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ。山門は切妻、桟瓦葺き、一間一戸、薬医門。鐘楼は切妻、桟瓦葺き、外壁は柱のみの吹き放し。山号:長興山。宗派:日蓮宗。本尊:日蓮聖人奠定の大曼荼羅。
本成寺:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 郷土資料事典-ふるさとの文化遺産-石川県-出版元:株式会社人文社
・ 現地案内板-羽咋市観光協会
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