金毘羅社・弁天社(輪島市)概要: 輪島前神社の末社で、輪島港に近く弁天池が給水地として利用されていたことから信仰の対象になりました。弁天社は貞享2年(1685)に記された天満宮社記に摂社として見られ古くから信仰されていたことがわかります。境内には船問屋の守護神の小祠や水準点、宮中歌会始預選歌の記念碑が建立されています。
輪島湊は室町時代に成立した廻船式目で重要な港である三津七湊に数えられ、江戸時代初期に行路が開発された北前船の寄港地にも選定された事から大きく発展しました。当社も港を利用する多くの人々から信仰の対象になったと思われます。
弁天社と金毘羅社:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-輪島市
・ 現地案内板(由緒)-輪島前神社
|
|