門前町(總持寺祖院)概要: この町は元亨元年(1321)瑩山紹瑾禅師によって創建された総持寺の門前町として発展下町です。総持寺は各時代の為政者、領主から庇護された事で門前町もそれに合わせて大きくなったようで、そのほとんどが総持寺と関係した商人や職人達でした。明治31年(1898)の大火で多くの堂宇が焼失すると、これを機により大本山の移転を求める声が高まり、寺院側と門前町側の対立が激化します。結果、明治44年(1911)に総持寺は横浜鶴見へ移転、能登の総持寺は總持寺祖院と呼ばれるようになりました。一度衰退した總持寺祖院の門前町も次第に復興して現在に至っています。
門前町:上空画像
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