経堂(妙成寺)概要: 妙成寺経堂は寛文10年(1670)、加賀藩4代藩主前田光高の遺願によって建てられた建物で、木造平屋建て、寄棟、桟瓦葺(元こけら葺)、妻入、桁行5間、梁間3間、外壁は真壁造板張り、正面一間は吹き放しになっています。棟梁は墨書から"能州滝谷□□三郎"が手がけたものとされ、禅宗様(唐様)を基調とした簡素な構成になっています。本尊は一塔両尊で内部には天海版の一切経と法華経版木(応永版・北陸最古)が収められています。妙成寺経堂は江戸時代初期に建てられた御堂建築の遺構として大変貴重な事から昭和25年(1950)に国指定重要文化財に指定されています。
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