祖師堂(妙成寺)概要: 妙成寺祖師堂は寛永元年(1624)に建てられた建物で木造平屋建て、入母屋、こけら葺、平入、桁行5間、梁間5間、外壁は真壁造板張り、正面には回廊と接続、棟梁は前田家御用大工坂上又三郎とその一統が手がけています。唐様を基調とし屋根の妻飾りや内陣、外陣の天井など意匠に富み桃山文化の息吹を感じます。内部には日蓮上人、日像上人、日朗上人、日乗上人の尊形が安置されています。
妙成寺祖師堂(附厨子)は江戸時代初期に建てられた御堂建築の遺構として大変貴重な事から昭和25年(1950)に国指定重要文化財に指定されています。
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