禄剛埼灯台(珠洲市)概要: 禄剛埼灯台は明治16年(1883)に能登半島の先端である禄剛埼に建てられた洋風の灯台で、地上から灯台頂部までは約12m、水面から灯火までは約48mあります。
設計はイギリス人のR・H・ブラントン、下層部が半円形の石造で上層は円形で上部がドーム状になっています。
灯塔入り口上部には全国の灯台で唯一菊の御紋章が掲げられています。光の強さ 55,000カンデラ。光の届く距離18.0海里(約33km)、昭和38年(1963)から無人灯台となっています。海上保安庁は昭和60年(1985)に「灯台施設調査委員会」を結成し、明治時代に建設された灯台の文化資産的価値を検討、結果、禄剛埼灯台は最も価値の高い「A」評価を得ています。平成10年(1998)には海上保安庁による「あなたが選ぶ日本の灯台50選」に選定されています。
禄剛埼灯台:上空画像
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