東茶屋街: 旧涌波家住宅

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概要・歴史・観光・見所

旧涌波家住宅(金沢市)概要: 旧涌波家住宅は東茶屋街の主要道から少し離れた所に位置している町屋建築です。旧涌波家住宅の主屋は江戸時代の末期に建てられたと推定される建物で、木造2階建て(建築当初は平屋建て、明治時代以降に2階建てに増築された。)、切妻、平入り、金属板葺(元板葺石置)、桁行4間、梁間6間半。

外壁は真壁造り鏝仕上げ、1階正面の柱間には蔀が嵌め込まれ(玄関にはくぐり戸付き)、2階には格子戸、外壁の両側には延焼防止の為に袖壁が設えられています。

1階正面庇の先端には「さがり」、2階の先端には「風返し」があり古い町屋の構成要素が見られます。旧涌波家住宅主屋は金沢市に残る江戸時代に建てられた町屋建築の遺構として貴重な存在で平成17年(2005)に金沢市指定文化財(有形文化財・建造物)に指定されています。現在は「ひがし茶屋休憩館」として利用され一般公開されています。

ひがし茶屋休憩館:上空画像

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-金沢市


ひがし茶屋休憩館:ストリートビュー

旧涌波家住宅:写真

旧涌波家住宅の右斜め正面から撮影した画像
[ 付近地図: 石川県金沢市 ]・[ 東茶屋街:歴史・観光・見所 ]
旧涌波家住宅主屋を左斜め正面から写した写真 旧涌波家住宅主屋正面に設けられ玄関をアップにした画像 旧涌波家住宅主屋天井に設けられたトップライト(天窓) 旧涌波家住宅内部の板間とその奥に垣間見える座敷


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