八幡神社の三又杉(加賀市)概要: 八幡神社の三又杉は石川県加賀市山中温泉菅谷町に位置しています。伝承によると、当時、村人達がこの大杉を使って帆掛け舟の帆柱にしようとしたところ、それを察した大杉が一晩で3つ又に分かれ帆柱で利用出来なくなるように姿を変えたと伝えられています。大杉は推定樹齢2300年、樹高54m、幹周8m、大変貴重な事から昭和18年(1943)に国指定天然記念物に指定されています。
八幡神社の創建は不詳、当初は八幡社と称していましたが明治21年(1888)に現在の社号である八幡神社に改称し明治45年(1912)に神饌幣帛料供進社に指定されています。八幡神社社殿は昭和51年(1976)に再建されたもので入母屋、銅板葺、正面千鳥破風、唐破風向拝付、桁行3間。本殿は流造、銅板葺。祭神は応神天皇。
八幡神社の三叉の大杉:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 郷土資料事典-ふるさとの文化遺産-石川県-出版元:株式会社人文社
・ 現地案内板
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