蔵六園(加賀市橋立町)概要: 蔵六園の建物、庭園は江戸時代から明治時代中期にかけて北前船の船主として財をなした酒屋家の別宅としてに建てたものです。庭園は江戸時代後期の天保年間(1831〜1845年)に作庭されたもので、大聖寺藩主が訪れた際、庭園の庭石が亀(蔵六)に似ていたことから蔵六園と名づけたと伝えられています。主屋は明治3年(1870)頃に建てられたもので総欅造り漆塗り、木造2階建て、瓦葺き、建築面積369u、当時の北前船の船主の繁栄が伺えるもので敷地内にある門(2棟)や土蔵(8棟)、物置(下男小屋)などと共「再現することが容易でないもの」、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」との登録基準を満たしている事から平成11年(1999)に国登録有形文化財に登録されています。
蔵六園:上空画像
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