源平合戦戦死者墓(加賀市)概要: 加佐岬の旧木曾街道沿いにある石碑。案内板んどなく詳細は不明ですが、篠原合戦戦死者埋葬地と刻まれています。篠原合戦とは寿永2年(1183)倶利伽羅峠の戦いで圧勝した木曾義仲軍が平家軍を追討した戦闘です。平家軍はすでに戦意が喪失し交戦能力がなかったとされ、ほとんど抵抗のないまま大敗し、多くの兵が討ち取られるか逃亡し、軍としては壊滅したとされます。加佐岬周辺には数多くの平家軍が埋葬されたものの、ほとんどの墓碑は自然石を積んだものでそれも朽ちていた為、それを憂いた神尾光臣中将が中心となり大正時代に「源平合戦戦死者墓」の石碑が建立されました。
篠原合戦戦死者埋葬地石碑:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 郷土資料事典-ふるさとの文化遺産-石川県-出版元:株式会社人文社
|
|