白山神社(小松市)概要: 白山神社は石川県小松市島田町に鎮座している神社です。白山神社の創建は鎌倉時代初期に阿佐美右衛門尉実高が白山比盗_社から分霊を勧請したのが始まりと伝えられています。
以来、島田地区の鎮守として村人から崇敬され、大正6年(1917)には神饌幣帛供進神社に指定されています。
現在の本殿は元々小松城内に鎮座していたもので慶安4年(1651)に加賀藩のお抱え大工黒田太右衛門正重の手のよって建てられた建物とされ一間社流造、こけら葺き。
明治21年(1888)の社殿の造営により拝殿と幣殿が新築され葭島神社に移築されていた本殿を再度当社に移築しました。白山神社本殿は建築年代が明確で当時の神社本殿建築の遺構として貴重なものである事から平成5年(1993)に小松市指定文化財に指定されています。
拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、平入、正面千鳥破風、桁行3間、正面1間唐破風向拝付き。祭神:伊弉諾尊、伊弉冉尊、菊理媛命。
白山神社:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-小松市教育委員会
・ 由緒碑
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