小松市: 莵橋神社

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概要・歴史・観光・見所
莵橋神社(小松市)概要: 莵橋神社は石川県小松市浜田町に鎮座している神社です。莵橋神社の創建は慶雲元年(704)に勧請されたのが始まりと伝えられています。延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳に記載されていた式内社で加賀国能美郡得橋郷30ヶ村の総社として広く信仰されてきました。特に加賀国が立国し、国府が得橋郷に置かれると朝廷をはじめ、国主や守護などの為政者、領主に厚い崇敬を受け保護されました。元々は能美郡得橋郷小野村に鎮座していましたが、その後、得橋郷上小松村に遷座、戦国時代に村上義明が小松城に入ると城内に遷座しました。

慶長5年(1600)に小松城が前田家の所有になると、城主として赴任した前田長種(源峯)が庇護し社領千9百93歩が安堵され禁制が発布されます。寛永17年(1640)に加賀藩2代藩主前田利常(前田家3代目当主)が隠居城として小松城に入ると城内の兎橋御門内に遷座し小松城と金沢城の守護神に定め、慶安4年(1651)に現在地に遷座し新たに社殿を造営しています。

現在の莵橋神社本殿はその当時にもので棟梁山上善右衛門の手で建築され、一間社、隅木附き、春日造、数少ない江戸時代初期の神社本殿建築の遺構として貴重な事から昭和58年(1983)に小松市指定文化財に指定されています。同じく同時期に寄進された神輿も大変優れたもので昭和50年(1975)に小松市指定文化財に指定されています。

莵橋神社には元禄2年(1689)に奥の細道の道中、松尾芭蕉と曽良が参拝し当社で詠んだ句とされる「しほらしき 名や小松ふく 萩すすき」の句碑が建立されています。明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏教色が一掃され明治14年(1881)に郷社に、明治29年(1896)に県社に列しています。祭神:莵橋大神、建御名方命、八坂刀賣命。

莵橋神社:写真

莵橋神社
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