金沢城

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概要・歴史・観光・見所
金沢城概要: 金沢城の前身である金沢御堂(尾山御坊)は天文14年(1545)に一向宗徒によって建立されました。金沢御堂は石山本願寺の別院的な意味合いが強く当時の加賀国では一向宗徒によって実質的な支配が行われていた事もあり、その拠点として大規模な城砦が必要とされました。その為、造営に関しては石山本願寺の支援が大きく、さらに北陸地方の本願寺門徒が浄財を募り、完成後には宗教を司る御堂衆と行政、軍事を司る御蔵衆が置かれました。天正8年(1580)、加賀侵攻と一向宗の弾劾を行った織田信長は北陸方面軍総司令官として柴田勝家を派遣し、勝家の旗下である佐久間盛政が金沢御堂を攻略、石山本願寺も信長と講和しており一応の加賀平定はなりました。盛政は石川郡と河北郡が与えられ金沢御堂跡を改修し尾山城を築城、さらに若林長門・雅楽助・甚八郎父子、鈴木義明・右京進・次郎衛門・太郎父子やその他岸田常徳・窪田経忠などの一揆首謀者の掃討を行いました。天正11年(1583)賤ヶ岳の戦いで柴田勝家が羽柴秀吉に敗れると最後まで勝家に従った盛政は斬首、逆に勝家の与力でありながら秀吉に与した前田利家は功により盛政領だった石川郡と河北郡が与えられ小丸山城七尾市)から尾山城に本拠を移しました。利家は尾山城を大改修し、天正15年(1587)にはキリシタン大名だった高山右近が前田家の客将として城の普請を任せられると大手、搦手付近を大改修し城名も金沢城に改められました。

文禄元年(1592)には後の加賀藩初代藩主前田利長(前田家2代)が2の丸、3の丸、4の丸、北の丸などを増築し、防衛的にも百間堀(蓮池堀)や高石垣を整備しています。当初、金沢城本丸には5重天守閣が建てられていましたが、慶長7年(1602)に落雷により焼失、その後天守閣の代用として3重櫓(三階御櫓)が造営、その櫓も宝暦9年(1759)の金沢大火により類焼し全焼、以後は再建されませんでした。明治4年(1871)に廃藩置県が執行されると、金沢城は廃城、兵部省(後の陸軍省)の管轄下に入り明治8年(1875)に歩兵第七連隊の駐屯地が置かれると順次破却され、さらに明治14年(1881)、金沢営所が火元となり2の丸御殿を中心に多くの建物が焼失しました。その後、金沢城跡には明治18年(1885)に第六旅団司令部、明治31年(1898)に第九師団司令部などが設置され、第二次世界大戦後の昭和24年(1949)には金沢大学の敷地となり一般人は石川門程度しか見学出来ない状況が長く続きました。

平成7年(1995)に金沢大学が郊外に移転すると金沢城は国から石川県に移管、金沢城公園として整備が開始され、菱櫓、五十間長屋、橋爪門、続櫓、河北門などを次々と再建、一般市民にも開放し市民の憩い場になっていると共に観光名所の1つにもなっています。又、金沢城は加賀藩100万石の中心的施設として歴史的、文化的にも大変貴重な存在で平成18年(2006)に日本100名城に選定、平成20年(2008)には「金沢城跡」として国指定史跡に指定されています。金沢城の遺構としては石川門(三の丸搦手門)と三十間長屋(多門櫓、安政5年:1858年再建)、鶴丸倉庫(金沢城土蔵・武具土蔵、明治以降は軍隊の被服倉庫)が城内に残る遺構として国指定重要文化財に指定され、再度移築されてきた無指定の切手門があります。移築されたものは金沢城の2の丸御殿の唐門尾山神社の東神門に、金沢城2の丸能舞台が中村神社拝殿へ、金沢城内に建立された東照三所大権現社の社殿が尾崎神社社殿へそれぞれ移築されています。

金沢城・写真

金沢城

金沢城:城内・見所

石川門
石川門
石川門
三十間長屋
三十間長屋
三十間長屋
鶴丸倉庫
鶴丸倉庫
鶴丸倉庫
菱櫓
菱櫓
金沢城:菱櫓
橋爪門・続櫓
橋爪門・続櫓
橋爪門・続櫓
五十間長屋
五十間長屋
五十間長屋
本丸
本丸
金沢城:本丸
二の丸
二の丸
二の丸
三の丸
三の丸
三の丸
尾坂門
尾坂門
尾坂門
切手門
切手門
切手門
河北門
河北門
河北門
黒門
黒門
金沢城:黒門
裏口門
裏口門
裏口門
土橋門
土橋門
土橋門
辰巳櫓
辰巳櫓
辰巳櫓
鯉喉櫓
鯉喉櫓
鯉喉櫓
極楽橋
極楽橋
極楽橋
いもり堀
いもり堀
いもり堀
大手堀
大手堀
大手堀


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