能美市(歴史)概要: 能美市には和田山・末寺山古墳群や能秋常山古墳で見られるように数多くの古墳が存在し、その副葬品や出土品から早くから大和政権や関東圏との繋がりが深っかた地域ですが辰口地区では方形周溝墓が多数発見され有力豪族も存在していました。平安時代に入ると加賀国能美郡に属し野身郷には国の機関である国衙が設置され能美市周辺もその支配下に入り、有力寺院による荘園開発も盛んに行われました。白山信仰が盛んになると白山七社に数えられた岩本宮(現岩本神社)の社運が隆盛し境内には大小様々な社殿が建立され、源義経も平泉(岩手県平泉町)に下向途中に当社に参拝に訪れ武運長久を祈願したと伝えられています。江戸時代に入ると加賀藩に属し九谷焼などの産業の町として発展しました。
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