下馬地蔵尊(金沢市)概要: 下馬地蔵尊の創建は安土桃山時代の文禄元年(1591)頃、金沢城の城下町の建設の際、住民達が勧請したのが始まりと伝えられています。元和9年(1623)加賀藩2代藩主前田利常(前田家3代目当主)が正室の菩提を弔う為、天徳院を建立、その下馬の地に地蔵尊を移し、白山神社の分霊を勧請合祀しました(天徳院は格式の高い寺院だった為、乗馬での参拝が禁止され、この地で馬を降りたとされます)。以来、周辺住民から信仰され現在でも例祭である「下馬の祭り」では踊りが奉納されています。御堂は、切妻、銅板葺き、妻入りの小堂。
下馬地蔵尊:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板(天徳院下馬地蔵尊由緒)
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