恋路海岸(能登半島)概要: 恋路海岸は石川県鳳珠郡能登町字恋路(能登半島の北西部)に位置しています。恋路海岸は次のような伝説が残ってます。昔、鍋乃と呼ばれる美しい娘と助三郎という若者が住んでいました。
二人は恋仲となり人目のないこの海岸で夜逢引を重ねました。助三郎は、鍋乃が焚く火を目印に浜辺の浅瀬を歩いてくるのが常でしたが、ある時、嫉妬に駆られた男が深瀬のあるところに焚く火をたき助三郎を誘き出しました。助三郎は、深瀬にはまり水死していまい、鍋乃は彼の死を悲しみ海に身を投げたと伝えられています。