鵜川町(能登町)概要: 鵜川町は古くから漁が盛んな町で、穴水と宇出津の中間地点に位置し内浦街道が通っていたこともあり、商家も多く集まり活気があった町でした。江戸時代中期の元禄年間(1688〜1707年)には製塩が行われ加賀藩の塩蔵もありました。大正時代には定期船の寄港地にもなり旧能都町では、宇出津に次ぐ大きな町でした。交通網が発達すると次第に重要性が薄れ衰退しすが町の旧街道沿いには僅かですが町屋が残り当時の町並みを見ることが出来ます。鎮守である菅原神社は天正年間(1573〜1593年)以前から鎮座していた神社で古くから近郷からも信仰され大正5年(1916)には村社に列しています。中心部近くに鎮座している海瀬神社の例祭「にわか祭」は「能登のキリコ祭り」の構成要素の一つとして日本遺産に選定されています。
鵜川町:上空画像
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